調剤薬局の将来構想2|良い人材を獲得する

良い人材を獲得する

将来構想2

調剤薬局業界は、まだ上位5社のシェアを合計しても10%に満たないというチャンスにあふれる業界です。それゆえ、調剤薬局を志す者には、誰でもが成功 する可能性を持っています。高齢化の進行もあり、これから成長する業界です。

事実、ドラッグストア業界では、ゼロからビッグチェーンに成長した企業がいくつもあります。その過程に関わってきたコンサル ティング会社から見て、その最大の鍵は人材獲得と育成にあると断言できます。

なぜ良い人材を獲得する必要があるのか

ドラッグストア業界をはじめ、各業界を見ると、事業拡大に成功した企業 には、必ずといってよいほど、ナンバー2の人材がいて、経営者と共に事業拡大に貢献してきています。

したがって、経営者は自らが努力すると同時に ナンバー2をはじめとして、企業を発展させる原動力となる人材を育成して いく必要があるのです。そして、ひとこと付け加えておくと、このような人材は、決して自然発生的には育ちません。

どのようにして良い人材を獲得したらよいのでしょうか

良い人材の獲得にはいろいろな方法がありますが、経験から見て、いちばん多いのは、ヘッドハンティングです。経営者自らが、この人材が必要だと思ったら、情熱を傾けて説得して獲得するのです。

できる限り、経営者の弱点を 補強する人材が理想です。例えば、自分と異なる知識や技術を持った人、性格が正反対の人、キャリアがまったく異なる人などを、敢えて獲得することが大切です。

ポイント

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