調剤薬局開業手順2|事業計画の作成

事業計画の作成

開業支援2

事業計画は、調剤薬局の新規開業をするときに最も重要なものです。なぜ重要かというと、開業後に無理なく経営していけるかどうかの予想図を描くものだからです。また金融機関から借り入れをする場合に、必ず提出を求められます。 調剤薬局の開業に当たっては、必ず事業計画を作成しなくてはいけません。

調剤薬局の事業計画とは

調剤薬局の事業計画とは、ひとことでいえば、あなたが理想として思い描いた 薬局がイメージ通りに経営していけるかどうかを確認するツールです。したがって、 経営理念が確立したら、今度は具体的な調剤薬局のイメージを文章にしてみて下さい。

建物や内装、設備や人材など、具体的な理想像としてイメージした姿を、できる限り数字で検証したものが事業計画になるのです。つまり、事業計画とは、調剤薬局を開業した後の姿を数字に表わしたものだとお考え下さい.

実際にはどのように作成するのでしょうか

  • 設備投資には、いくらぐらいかかるのか予測します。
  • 毎日、何人の患者様が来店するのか予測します。
  • 処方箋1枚当たりの単価はいくらぐらいになるのか予測します。
  • 運転資金はいくらぐらいかかるのか予測します。
  • 経費はいくらぐらいかかるのか予測します。
  • どのくらいの利益が見込めるののか予測します。
  • 税金はいくらぐらい払うのか予測します。
  • 借入金の返済額と資金繰りはどうなるのか予測します。・・・etc.

ポイント

調剤薬局開業手順3「店舗開発」もご覧ください。

開業支援3
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調剤薬局開業
調剤薬局開業手順-経営理念の確立から開業に至るまで10のステップを解説

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