調剤薬局開業手順3|店舗開発

調剤薬局店舗開発は成否を分ける最重要な要素

開業支援3

調剤薬局をどこで開業するのかは、経営にとって非常に重要な要素です。たまたま土地を持っているから、建物を持っているからといって、安易にその場所で開業すると、失敗する場合が多いのです。

なぜなら、通りがひと筋違っても、来店する患者数が全く変わるなど、立地条件は極めて繊細だ からです。好条件の店舗開発を依頼する必要があります。

調剤薬局の立地条件とは

あなたの開業時の条件として、門前・マンツーマン・面分業 によっても、立地選定の基準が変わってきます。門前は競 争が激しく、良い場所が確保しにくい上に、家賃も高騰して います。

ドクターとの関係が良好であればマンツーマンは出 店しやすいですが、ドクターと知己を得るのは難しいです。 将来的な方向性は面分業ですが、面分業の場合は、立地 選定に最も難しい技術を要します。それゆえ、自ら医療モ ールを開発するという方法もあります。

実際にはどのように選定するのでしょうか

  • 核となる病院や診療所の患者数や医師の年齢などを確認します。
  • 競合店がどれくらいあるか、力量はどれくらいかを判断します。
  • 周囲に、病院や診療所が多いかどうかを判断します。
  • 人、自転車、自動車の通行量が多いかどうかを判断します。
  • 動線すなわち、人や車の流れの強い場所かどうかを判断します。
  • 看板や建物が遠くからでも視認できるかどうかを判断します。
  • 都市部では入口回り、ビルならビルの集客力を判断します。
  • 郊外では、駐車場の広さ、間口が広く入りやすいかを判断します。
  • 郊外では、道路の渋滞、信号との位置関係などを判断します。

ポイント

調剤薬局開業手順4「資金計画の作成」もご覧ください。

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調剤薬局開業手順4|資金計画の作成

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調剤薬局開業
調剤薬局開業手順-経営理念の確立から開業に至るまで10のステップを解説

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