調剤薬局M&Aの手法2

M&Aの手法2についてご説明します

M&Aというと、会社を丸ごと全部、売却するというイメージがあります が、実際には、一部のみ売却するという場合もあります。調剤薬局で は、複数の店舗を展開しているが、持てる力を1店舗に集約して、他の店舗を売却したいというときなどです。複数の事業を展開している企業では、調剤薬局部門のみを売却する場合にも活用できます。

事業譲渡によるM&A

売却する側の特定の事業部門のみを切り離して譲渡する方法です。合併とは異なり、 一部分のみを買収するわけですから、買う側は潜在的なリスクを回避できるという メリットがあります。ただし、合併とは異なり、売却する側が締結する契約を引き 継ぐには、相手方の同意を取り付けなければならないという煩わしさがあります。

会社分割によるM&A

会社分割も、売却する側の会社の特定の事業部門のみを切り離して、譲渡する方法という点では事業分割と同じです。ただし、事業譲渡と異なる点は、売却する側が締結している契約を、相手方の同意を取り付けずに引き継げるという点です。その代わりに、事業譲渡とは違って、売却会社の債権者保護や労働契約承継のための手段が必要になります。既存の会社が吸収する吸収分割と、新たな会社を作って吸収 する新設分割があります。

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